おいしいごはんが食べられますように

読んだ。

タイトルと表紙が良いなと思って、kindleのまとめ買いキャンペーンみたいなタイミングで買っていたのを読んだ。

表紙とタイトルから、もう少しふわふわとした軽い内容を予想していたんだけど、1ページ目から全然違うじゃ~んとなった。

文字数は少な目で、1日で読み終わった。たぶん集中して読めば2時間もかからず読み終わりそう。二谷、芦川、押尾という名前の3人の視点で書かれる。昨日まで読んでた西尾維新の伝説シリーズがめっちゃいろんな人物の視点で書かれてるから、それで慣れてなかったら少し文章理解するの怠かったかも。

量的には軽いんだけど、読後感は文中で二谷が甘いもの食べているときの描写のような重たさがあった。

ただ重たいだけじゃなくて、押尾さんの言動によって少し気持ちが晴れる部分もあって、総合的には美味いもん食って胃もたれしたけど美味かったからOKみたいな。

おいしいごはんが食べられますように、って祈った。

面白かったので同じ作者が、この本の次に出したやつを続けて読む。